2019/08/12

毎日新聞社の国家戦略特区を巡る報道への抗議(第2回)

毎日新聞社が2019年6月11日から掲載している「国家戦略特区」制度を巡る一連の記事につき、国家戦略特区諮問会議民間有識者議員およびワーキンググループ委員有志は、毎日新聞社に対する抗議声明本年7月17日に送付しました。

しかしながら、毎日新聞社からは、これに対して未だ一切対応がありません。それどころか、国家戦略特区ワーキンググループの委員や内閣府に対し、質問状送付や、追加的な情報開示請求など、さらなる取材が一方的に続けられています。

今回の問題についての根本的な誤りを指摘してもまったく対応せず、さらに誤りを前提に取材を続けようとする毎日新聞社の行動は、もはや正当な取材活動ではなく、個別の規制から生じる利権と戦っている国家戦略特区の運営を妨害するための活動と考えざるを得ません。

毎日新聞社のこうした妨害活動に対して強く抗議するため、上記議員および委員は、第2回抗議文を8月12日付で以下のとおり送付し、7月17日付の当方からの抗議文に対応することを再度求めました。

毎日新聞社の国家戦略特区を巡る報道への抗議(第2回)

2019/08/06

2019/07/17

毎日新聞社の国家戦略特区を巡る報道への抗議

本日7月17日(水)に、
国家戦略特区諮問会議民間有識者議員一同および
原英史氏を除く国家戦略特区ワーキンググループ委員全員
による抗議文を、毎日新聞社に対して以下のとおり送付いたしました。

あわせて、毎日新聞社以外の全国紙各社にも送付しております。

毎日新聞の国家戦略特区を巡る報道への抗議

国家戦略特区のウェブサイトにも、同じ抗議文を掲載しています。

2019/06/15

毎日新聞社からの質問に対する回答

6月14日に、毎日新聞社の杉本修作記者から、国家戦略特区ワーキンググループの原英史委員と私に対して、同文の質問状が寄せられました。

6月15日に、杉本氏の質問に対して、私が代表して回答いたしました。回答文は以下のPDFのとおりです。

毎日新聞社杉本修作記者への回答(6月15日)

なお、上記回答文中で言及している「12日付で原委員がフェイスブックなどで公開している反論文」は、次のウェブサイトからご覧ください。

新潮社Foresight  “「虚偽」「根本的な間違い」の『毎日新聞』記事に強く抗議する:原英史”

2019/05/22

『待機児童対策』が発売されました

日本評論社より、『待機児童対策—保育の充実と女性活躍の両立のために』(編著:八田達夫)が発売されました。

待機児童対策に成果を上げた地方自治体と、規制改革を提案した保育事業者の声をもとに、将来の待機児童対策のあるべき姿を探っています。

Web日本評論」にて、序章「待機児童対策の展望」をご覧いただけます。


目次

  • 序章 待機児童対策の展望……八田達夫
  • 第1部 事業者による改革の提案(インタビュー、聞き手: 八田達夫)
    • 第1章 保育士不足問題の解決策……中村紀子
    • 第2章 現場のニーズに対応した保育改革の必要性……駒崎弘樹
    • 第3章 民間事業者から見た保育政策のあり方……西村孝幸
  • 第2部 自治体による解決の取り組み(インタビュー、聞き手: 八田達夫)
    • 第4章 横浜市の保育政策「横浜方式」の核心……鯉渕信也・金高隆一
    • 第5章 地域力が生み出す江戸川区の保育政策……茅原光政・浅見英男
    • 第6章 待機児童ゼロを目指す東京都の試み……鈴木亘
  • 第3部 保育政策への提言
    • 第7章 介護保険との比較でみた保育制度改革……八代尚宏
    • 第8章 今後とるべき待機児童対策……八田達夫

書誌情報など